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【放射能漏れ】女川原発は 紙一重で無事だった [原発事故]

 東日本大震災に遭遇した原発は、東北電力の東通原発(青森)1基、同じく東北電力の女川原発(宮城)3基、福島第一原発6基、福島原発4基、日本原子力発電所の東海第二原発(茨城)1基である。それぞれ何らかの被害を受けたが、致命的な事故を引き起こした原発は、ご存じ福島第一原発であった。一体、何が違って明暗を分けたのか、不思議であったが、やっとその糸口を解く解説記事が掲載された。

◇ 福島第1原発:女川 紙一重の無事
  毎日新聞 2011年5月19日 2時30分

 この記事は女川原発の状況を中心に記事にしているが、福島第2原発、東海第2原発についても対応状況を簡単に記しているが、東通原発も含めて、もう少し掘り下げたい。

☆東通原発(青森)
 東北地方太平洋沖地震の影響 震度は5強、津波の高さは2.6m、三沢付近で8.3mを記録。

 2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震では、稼働中の1号機が2月6日より定期検査中のため運転をしておらず大きな影響は無かった。又地震後、むつ幹線および東北白糠線が停止したため、外部からの電源供給が停止したが、非常用ディーゼル発電機が作動し電源供給が可能な状態となった。

東京電力は、2011年1月に着工を開始した1号炉について、地震後、工事を当面見合わせると発表した。

 4月7日の余震では、外部電源が使用不能となり、燃料プールの冷却ができなくなった。26分後、非常用発電機3台のうち、点検中だった2台を除く1台が起動して冷却を継続したが、外部電源復旧後、この1台から燃料漏れがみつかり、使用不能となった。

 5月2日、東京電力は建設中の1号機について、本地震の教訓を踏まえ、津波対策の強化と非常用発電機の増設、大容量化を検討している旨を発表した。



◇東海第二原発(茨城)
東北地方太平洋沖地震の影響 震度は6強、津波の高さは5.4mを記録。

  日本原電によると、東海第二原発は3月11日の地震直後に停電した。このため非常用発電機3台が動き始め、非常用炉心冷却システム(2系統)が起動した。しかし地震から約30分後に高さ5.4メートルの津波が襲い、その影響で命綱の発電機のうち1台が停止。非常用炉心冷却システムも1系統が使えなくなった。

 こうした状況から冷却が十分進まず、地震から7時間後の時点で、原子炉内の水温は二百数十度、圧力は約67気圧。通常の運転時とほとんど変わらない状態だった。水温を下げるために注水すると水蒸気が発生して圧力が高まる。この圧力を下げるために水蒸気を格納容器内に逃がす弁の操作にも迫られた。

 同様に被災した東北電力女川原発(宮城県)は12日午前1時ごろに安定的な停止状態になった。しかし、東海第二原発の炉内の圧力は午前2時前でも約58気圧と高い状態だった。さらに午前3時ごろには約60気圧に再上昇。注水と逃し弁の開閉の繰り返しで、燃料が露出するようなことはなかったものの炉内の水位も70センチほど変動した。

 急激な温度変化は炉本体の損傷につながるような恐れもある。水温と圧力、水位の変動などを見極めながらの作業が続いた。14日午前に外部電源が復旧、深夜には止まっていた非常用炉心冷却システムもふたたび動き、炉内の水温が100度未満になる「冷温停止」の状態に至った。この間、通常の2倍以上の時間がかかったという。

 原発事故に詳しい社会技術システム安全研究所の田辺文也所長は「非常用電源が一部使えないなか、細心の注意を払う作業が続いていただろう」と話す。

 日本原電は震災を受け電源車を配備、非常用発電機の増設を決めた。福島第一原発では燃料が損傷し周辺に放射性物質が漏出した。同じ事態に陥らないか検証を進めている。
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東海第二原発も危機一髪であったのだ。
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